シャン・チー テン・リングスの伝説

劇場にて。だいぶ前から予告編は繰り返し目にしていて、たいへん失礼ながらマーベルにしてはヒーローが地味といいますか何が売りのヒーローなのかよくわからなかった上にあまり期待値の高げなうわさも聞こえてこなかったのがいざ公開されたら急にシャンチー祭りが(局所的に?)始まって本日ニッポン公開初日かちこみしましたらなにこれハリウッドが作った本気のカンフー映画じゃん!とまあ自分の中でがんがんに盛り上がったじゃないですか、あの予告編の地味さは一体なんだったんでしょうわざとですかそうですか。とにかく少なくとも香港映画ファンならテンション上がるはずの要素がたっぷりで、初日につきねたばれは避けますが名優トニー梁朝偉が実質主役の見せ場につぐ見せ場。シャン・チー役シム・リウもちょっと前にSNSで話題になってた以前はフリー素材のモデルだったというのを思うとまさにフリー・ガイというべきそこからのマーベル主役へのアメリカン・ドリームを見せてくれたアクションのキレと笑顔のかわいさに思わず応援モードに。オークワフィナとミシェル楊紫瓊とベン・キングズレー(!)と元華が一堂に会するうれしさとかまさかのモンスターバトルとかわが青春の(爆)「ホテル・カリフォルニア」とかいろいろツボに入りまくりでした。

公式サイトはこちら