いわきノート

試写にて鑑賞。
筑波大学創造的復興プロジェクトと映画配給・製作会社アップリンクの合作による、大震災・原発事故から2年半が経過したいわき市の人々に筑波大生の有志11人が取材・撮影を行ったドキュメンタリー。おそらくはインタビュアーたちが大学生であり、もともと映画製作のしろうとだったからこそと思われるんですが、現地の人たちが若い聞き手たちに胸襟を開いてそれぞれの思いや迷いを語りつつしばしばほがらかなほどまっすぐに応じている(ように見えました)姿が印象的で、もしこれがいわゆるマスコミのインタビューだったら、ここまで笑顔を見せてはくれなかったかも、と…。そうして得られた膨大なインタビューにきちんとプロの手も加わって端正でてらいのない仕上がりになっており、大学の授業などで上映できるよう90分弱の尺にまとめて大学に限らず自主上映団体を募集中だそうです。一般公開は今週末から。
詳しくは公式サイトへ。