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映画祭の感想文続きで今頃になりましたが、先日劇場にて。どえらいことになっているのはSNSで十分察しつつも実際「バーフバリ」を超えてくるアクション映画とかあり得るのかなとチラッとでも思ったりしていてすみませんでした。はい、ちゃんとあり得ました、ありえねーーー!超絶アクションが、これでもかとばかりに! とりわけ今回はラーム・チャランの強面と笑顔のギャップにまんまとやられてしまって、夢に出てきそう。アーリヤー・バットの使い方がもったいない、女性が活躍していないという印象は正直あるものの、壮大なラブストーリーでもあった「バーフバリ」とちがって今回はあくまでマッチョなヒーロー2人の激アツな友情、からの(以下略)というジョン・ウー系アクション大作であり、ブロマンスに特化したことについてとくに異論はないです。もしこれでヒロインも大暴れということになると歴史背景とのかねあいでストーリーも変わってくるだろうし、4時間超えの作品になるかもしれないし(もちろんそれはそれで見たいけど)。また、支配者階級たる英国人キャラが(一人を除いて)とことん悪役に描かれてて魅力的悪役ではなかったのもけっこう残念でしたが、中国の抗日戦争映画とかもたぶん同じで愛国映画としてはそこまでやってこそのカタルシスなのだろうなとうけとめた次第。いずれにしても自分の中では多少のひっかかりもふきとばす「うわーなんだこりゃー」な楽しさと興奮が断然まさっておりました。

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