人生は二度とない

劇場にて。監督は「ガリーボーイ 」のゾーヤー・アクタル、その実弟で「DON:過去を消された男」の監督にして「ミルカ」の主演男優でもあるファルハーン・アクタル、ボリウッド有数のダンス&アクション帝王リティク・ローシャン、「デーヴD」の演技派アバイ・デーオールの3主演およびカトリーナ・カイフ、カルキ・ケクランがメインキャストという豪華なメンツで送る、富豪の娘との結婚を控えた親友のバチェラーパーティならぬバチェラー旅行のため、超多忙な金融マン、庶民派コピーライターの仲良し三人組が久しぶりに集結し、スペインを周遊する旅の中でそれぞれの葛藤と向き合っていく自分探しロマンティックコメディ。舞台がほとんどスペインなのと、ミステリーや復讐モノのようにさあこれからどうなる!?というインターミッション的な節目がどどーんとあるわけではなく全体の大きな流れで見せていく作りが、ハリウッド映画っぽい印象。もしかしていきなりのソング&ダンスシーンもなかったりして、と途中でちょっと心配?しましたがちゃんと用意されていてホッ。欲を言えばもっと踊りくるってくれてもよかったけれど、そのかわりダイビングシーンやトマト祭り等々気合い(と予算)の入りまくったハイライトシーンはたっぷり。我らがリティク・ローシャンが役柄上「モシモシ、コンニチハ、ヤマモトサン」とか日本語のセリフをしゃべるシーンも(本筋とは関係はないけど)ファン的には見どころです。

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