ワンダーウーマン1984

劇場にて。久しぶりにIMAXで観るアクション大作、大いにたんのうしました。ワンダーウーマンガル・ガドットが超絶美しいしシルク・ド・ソレイユにインスパイアされたというダイナミックなアクション設計もすばらしく綺麗だしで、贅沢感満載の画作りはさすがハリウッド。物語の舞台は84年ということで、なつかしいファッションや当時のイケイケな空気には思わずニヤリ。上昇志向や自己承認欲求をこじらせすぎてダークサイドにおちる悪役は、ペドロ・パスカル演じるマックスが主体なんですが自分としてはクリステン・ウィグ(好演!)扮するバーバラの説得力がすごくてちょっと同情してしまったくらいで欲を言えばどう落とし前をつけるかというのが見たかった。。前作に続いてのクリス・パインは一体どんなかたちでの再登板なのかと思ったらなるほどな設定。そして自分の世代(爆)にはかなり嬉しいサプライズもあり。社会的メッセージとヒューマニズムにうったえるテーマのキモは、ひとことでいえば「得るものあれば失うものあり」(と思った)。それを娯楽大作としてがっつり見せてくれる安心感も鉄板の、元気の出る映画。

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