ベトナム映画祭2018にて観賞。ベトナムのアクション映画の歴史を変えた作品であるとか、ものっすごく面白いという話は聞いていましたが、嬉しいかな期待以上で「マッハ!!!!!!!!」と出会った時のコーフンを思い出させるアドレナリン噴出的傑作でした。にしても2007年の作品なんですよね。。もしタイムリーに公開されていたらベトナムアクションブームが巻き起こったかもしれないのに、そこんとこめちゃくちゃ惜しいものがあります。アクションがすごいだけでなく物語的にも仏領インドシナ時代の支配者側の横暴に立ち向かうレジスタンスの人間模様を描いて大作感たっぷり。ジョニー・グエン＆ゴ・タイン・バンの最強コンビ（カップル？）をとことん痛めつける超キレッキレの悪役は、名前を後から調べたらダスティン・グエン。って、どこかで聞いたか見たかした気がするぞとしばし考えて思い出した。2010年のTIFFで上映された「伝説の男」の主演俳優ですよ！テンガロンハットかなんかかぶってすごい明るい感じで舞台挨拶に来ましたよ！生ダスティン・グエンを見られたありがたみをあの時はよくわかってなかった自分が悔やまれる。。それにせっかくならあのタイミングでこの「反逆者」も上映してくれたらよかったのになあ。
