七人楽隊

フィルメックスにて。杜琪峰監督が発案し、呼びかけに応じた洪金寶、許鞍華、譚家明、袁和平、林峯東、徐克。この、香港映画の目下最後の(目下でありますように)黄金期を牽引した7人の名匠それぞれの香港への想いをこめたオムニバス。楽しくてなつかしくてやさしくて切なくて、香港映画が心のふるさとである自分としてもいろんな思いが去来してただただ感無量。もう1回上映があるので詳細は書きませんが1つだけ、某パートにちょこっと出てくる許鞍華の「映画祭狙いのハッタリ作品」というセリフに大笑い。それって本質をついたある意味最高の褒め言葉では。