アジア三面鏡2016:リフレクションズ

昨日試写にて鑑賞。アジアの監督3人が1つのテーマに基づきそれぞれの物語をつむぐオムニバス映画・第1弾。16年に東京国際映画祭で上映されたさいには都合が合わなかったかチケットが売り切れていたのだったかとにかく見逃してしまい残念に思っていたのでありがたく見せていただきましたら、第1話、フィリピンのブリランテ・メンドーサ監督「SHINIUMA」の何がどうなってこうなったというのが分からない不穏さの中からぐいぐいと全体像がむき出されてくるような映像と作劇のパワーがすばらしくて、そのため行定勲監督による第2話「鳩 Pigeon」、ソト・クオーリーカー監督(自身も出演!)による第3話「Beyonf The Bridge」がちょっと大人しく感じられてしまったというのが正直な印象。。でも第2話のシャリファ・アマニ(いつ見ても可愛い。。)の役名がオーキッドでなくヤスミンというのにはそれだけでグッとくるものがあり。切ないすれ違いの愛をカンボジアの戦火の記憶とからめて描いた第3話も意欲作でした。(余談ですが加藤雅也野口五郎に激似だった。。すいません余談です)
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