ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男

こと原題「DARKEST HOUR」。チャーチルが首相に指名されてからダンケルクの戦いに至るまでの27日間の政局を描いた“そのとき歴史が動いた”的ドラマ。徹底抗戦か和平交渉の模索かギリギリの判断を迫られた主人公のストレスとタフさと時に子どものような感受性と演説の迫力に圧倒されつつ、歴史にイフはないけれどもし英国がナチスに侵略されていたらとゾッとしたり、一億総火の玉を叫び勝ち目のない戦いに突進してボロボロになった国に生まれた身としては複雑な気持ちになったり。一方では映画「ダンケルク」のあんなシーンや「英国王のスピーチ」のこんなシーンを思い出したりリリー・ジェームズの可愛らしさに癒されたり。本作で英国王を演じた俳優がどこかで見たけどどこだったかなあと思っていたら「ローグ・ワン」の悪役クレニックの人でした!
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