Netflixにて鑑賞。新着作品をザッピング(とはいわないかな?)していて見つけたインド映画で、全然知らなかったんですがアミターブ・バッチャン様のコワイ顔とそれにそぐわぬタイトルが気になって見始めたら、いや驚いた。ずっしりと重く緊張感に満ちた社会派映画でした。レイプされそうになった女性が相手に大ケガを負わせたことから殺人未遂の罪で訴えられるという実にシリアスかつリアルな物語で、アミターブ様は引退した弁護士という役どころ。ひとことでいうと法廷劇なんですがテーマの重さとキャラの深みにぐいぐいひきこまれてしまいました。あとから「な、な、なんだこの映画は」と検索してみたら16年の作品で、ほんとに新作。ニッポンですでになんらかのかたちで上映されているのかどうか……されてないとしたらぜひ紹介されるべき映画、というかきっとされますよね。偶然の出会いとしては思いがけない大当たりでした。