山河ノスタルジア

劇場にて鑑賞。昨年のフィルメックスでチケットを買っていたのに所用で見そびれ、公開を心待ちにしていながらなんだかんだで公開後1か月たってようやくの鑑賞で、おもいっきり今さらなんですが…良かった…ラスト、趙濤のダンスに泣いた…。なるべく詳しいことを知らずに見たかったので評論とかもがんばってほとんど読まなかったため三部構成の三部めが近未来とは思いもよらずちょっと驚いたり、すごく年下の男のコに愛されてしまう張艾嘉に「新同居時代」(確かそうだったかと)を思い出したり葉蒨文と張艾嘉は何本か共演しててきっと仲良しだったのだろうなとか勝手な個人的ノスタルジーも込みだったりするのですが、しみじみと感動いたしました。いつもながら賈樟柯の映画は挿入歌の使い方がド直球でツボにはまりもうそれだけでポイントが倍増しになってしまい、今回も早速某つべで葉蒨文の「珍重」を聴き直したことはいうまでもございません。
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