女が眠る時

劇場にて鑑賞。
どういう話なのかも原作があることも知らずに見て、あとから公式サイトで“スペイン人作家ハビエル・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING」を日本で撮影することを自ら提案、ウェイン・ワンにとって初となる日本映画”というのを知ったんですが、舞台がニッポンというのが全然違和感なかったので逆に原作はどんな感じなのか読んでみたくなりました。デビュー作で一躍脚光を浴び2作目も出したものの3作目が書けずに煮詰まり気味の小説家が妻とリゾートホテルに滞在中、中年男と美少女の奇妙なカップルを見かけたことから次第に現実と妄想の境目がなくなっていくミステリアスな幻想文学的物語。いろんな解釈が可能で、役者たちもみなハマってて良かった。エンドクレジット、スペシャル・サンクスの冒頭に監督夫人であるコラ・ミャオの名前あり(なつかしや〜)。