更年奇的な彼女

まず別件。本日はアカデミー賞の受賞式でタイムラインがにぎわいました。「マッドマックス」のV6はアッパレ(^^)/。作品賞受賞の「スポットライト」とか、ディカプリオ悲願の主演男優賞受賞作「レヴェナント」とかとかとか、これから上映の話題作もいろいろあって楽しみです。「エクスマキナ」も劇場で見たいな。。

さて表題の作品は先日試写にて鑑賞。昨年秋の中国映画週間では見そびれてました。公式サイトに「猟奇的な彼女」「僕の彼女はサイボーグ」の監督による“彼女”シリーズ三部作 完結編、と紹介されてるのは「?」ですが(「僕の彼女を紹介します」や「最強☆彼女」もあるから)、ともあれクァク・ジェヨン監督ははっちゃけたヒロインを描くのがうまくて、本作も周迅演じるこじらせ女子(というかメンタル的にかなり深刻な状態だけどコメディなので大丈夫←何が)となんとか彼女を立ち直らせようとする尽くし系男子の恋のてんまつを、ありえんような初期設定なんだけどまあごらんあれといいたげに軽快に物語をころがしていって結果的に楽しませてくれる職人芸はかなりのもの。個人的には周迅の声が好きなので字幕版で見たい映画なんですが、公開は吹替え版のみだそうで、中国の映画をふだん見なかったりもちろん周迅の名前も知らないという観客がメインターゲットなのかもしれません。