ハッピーアワー

劇場にて鑑賞。4人の仲良し中年女子をめぐる家族と友情の物語の、自分がその物語の中のちょっとはじっこの一員であるかのような親密さと自然さと時に居心地のわるさと緊張感、あらゆる登場人物の演技なのかアドリブなのかドキュメンタリーなのか分からない驚くべきリアリティに時間を忘れ、エンディングではあーまだここで終わらないでもうちょっと見せてほしいなとさえ感じ、と同時にそこで終わることでストーリーの続きが自分の中で勝手にわーっと広がっていく感覚にひたることができた、土曜日とはいえ5時間17分の大長編(3部作扱いでの上映)がほぼ満席なのも納得、ロカルノ国際映画祭コンペ最優秀女優賞(4人そろって)も納得の奇跡的映画体験でした。
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