ひだりみみ

こと原題「左耳」。2015東京・中国映画週間にて鑑賞。中国のベストセラー小説の映画化で、蘇有朋の初監督作。清楚な美少女や奔放な不良娘、複雑な家庭環境に育った青年などなど各人各様の若者たちが傷ついたり傷つけられたり悩んだり苦しんだりしながら学生生活を送りやがて大人になっていく王道の青春映画。イタいキャラもいるけどツッコむ隙を与えない(?)テンポのよい展開で次第に引き込まれました。蘇有朋、GJです。あとから調べてびっくりしたのがお金持ちのワガママ娘を演じた関暁彤が「暖(故郷の香り)」や「(無極(PROMISE 無極)」に出てた可愛い子役だったこと。まあすっかりおっきくなって…つかもうそれだけ時間が経ってるんですね。ワンシーン、謝娜が登場したのも個人的にツボだったり。彼女もほんとにほんとにビッグになりました(遠い目)。上映後には監督およびキャスト2人の舞台挨拶。これもなかなかお得感がありました。