映画のない映画祭

山形国際ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。中国のドキュメンタリー映画監督にとって貴重な発表の場であるとともに観客や国内外の監督との親密な交流の場でもあった北京インディペンデント映画祭が2014年に中止に追い込まれた際の当局の理不尽な妨害のさまを生々しく捉えた力作。上映後、王我監督をはじめ映画祭に参加した中国の監督たちがずらりと登壇してのトークもまるでこの作品の続編のような濃密で緊張感のある80分で、今日のこの得難い体験だけでもこの映画祭にきた甲斐がありました。今までずっと気になっていたんですがようやく今回初めて参加、二泊三日でどうにか9本見ただけですが評判通りの充実ぶりで、毎年行きそうな予感。。こうして行きたい映画祭が増える一方でございます。