「仁義なき戦い」シリーズ等で知られる名脚本家の故・笠原和夫氏による60年以上前の原案をベースに白石和彌監督が撮り上げた11月1日公開予定の最新作。特別試写会に招待いただき見せていただきましたm(_ _)m 官軍を自称する新政府派と彼らから賊軍と呼ばれる旧幕府派が国を二分する戦いに突入した明治維新前夜、勝てば無罪放免という条件で最前線に送り込まれた新発田藩の罪人集団と彼らを盾にして敵軍と対峙する潘士たちの運命を描く、幕末版エクスペンダブルズ的時代劇大作。走るわ叫ぶわいろいろ不条理だわ死屍累々だわが中盤からどんどん加速していく155分の、とりわけ終盤の香港時代のジョン・ウー映画か！というエモーショナルな容赦なさにしびれた。アクション脳な自分としてはまさかの槍の達人だった某キャラのアクションがめちゃかっこよくてほれぼれ。プレスを見たら東映剣会に所属し数多くの時代劇に出演されている俳優さんでした。さすが！
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