2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ

劇場にて。このシリーズ1作目から好きなんですけど主人公の最強女子コンビのキャラ的方向性が安定というか定着したのに加えて池松壮亮と前田敦子というビッグスターを投入したことで格段にバージョンアップしてなんなら本年マイベストに入りそうな勢い。と…

Cloud クラウド

先日劇場にて。世界的にも著名な黒沢清監督の作品を実を申せばあまり多くは見てなくて(印象的だったのは「CURE」とか「旅のおわり世界のはじまり」とか)論評などする資格はハナからない自分でありますが、表題作はかつてなくハマった。すんごい面白かった…

稽古

武器法クラス@I道場。しーふーいわく「型には理屈がある。つまり必然性がある。型の意味を分かってやること」「目は当然相手を見てるけど同時に全体も見るように。つまり遠山の目付け。相手だけ見ていると気が上がる。全体を見れば気が下がる」「柄頭は常に…

ヒットマン

野暮用その他でサボってましたがまたぼちぼち更新します。表題作は先日劇場にて鑑賞。警察の捜査協力で殺し屋を装い70件以上の逮捕案件で手柄をたてた実在の心理学講師をモデルにリチャード・リンクレイター監督と近年大活躍のグレン・パウエルが映画化し、…

両京十五日

映画でもドラマでもなくて小説です。ハヤカワ・ミステリから出た前後編(原作タイトル同じ)をちょっと遅ればせながら読了。期待通りというか当然ながらというか面白かった!もう冒頭から主人公(の1人)呉定縁の無頼で無遠慮でそれでいて義理がたいキャラ…

バーン・クルア 凶愛の家

オンライン試写にて。ホラーは苦手(なはず)なのにアジアのホラーはつい見てしまう、と何度か言い訳をしてきた気がしますが、結局のところ好きなのかなと思い始めた今日この頃。少なくとも東南アジアや台湾のホラーは見たいという自覚を得ました。で、表題…

侍タイムスリッパー

昨日劇場にて。低予算のインディーズ映画ながら口コミで「めっちゃ面白い」と評判が広がり明日から全国拡大公開となる(ちなみに日比谷のTOHOシネマズではなんとプレミアムシアターでの上映!)、第二のカメ止め的話題作。実際劇中ではカメ止めへのオマージ…

十一人の賊軍

「仁義なき戦い」シリーズ等で知られる名脚本家の故・笠原和夫氏による60年以上前の原案をベースに白石和彌監督が撮り上げた11月1日公開予定の最新作。特別試写会に招待いただき見せていただきましたm(_ _)m 官軍を自称する新政府派と彼らから賊軍と呼ばれる…

ランサム 非公式作戦

劇場にて。80年代、内戦下のレバノンで実際に起こった韓国人外交官誘拐事件をベースに、生死不明だった被害者の生存を確認した現職外交官(ハ・ジョンウ)と地元の韓国人タクシードライバー(チュ・ジフン)の2人を軸に展開する命がけの救出作戦を描く、「…

憑依

劇場にて。アジアの呪い系・お祓い系映画はつい見たくなるタチで、ことカン・ドンウォン主演とくれば期待も倍増しで初日かちこみ。金儲けに余念のないインチキ祈祷師の主人公(ただしそれなりのワケがある)が、妹に悪霊が憑いたという女性からの依頼で助手…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「手を返すのは次に抜き手をするため、抜き手は次に当て身をするため。イチ、ニ、サンでなくイーチで一動作。みんなのは1つ1つぶつ切りになってる」「力には必ず方向性がある。その流れに合わせるのが合気」「武道家と行…

ナミビアの砂漠

先日試写にて。河合優実meets山中瑶子監督、あるいはその逆、というより双方向同じベクトルで才能と才能そして若さと若さがスパークしたのであろう、先のカンヌ映画祭でも絶賛された話題作。例によってまっさらで鑑賞したためナミビアとはこれいかにと途中ま…