原題「頭七」。オンライン試写にて。台湾が得意とするホラー映画で、頭七とは初七日のこと。今回見るまでノーチェックでしたが22年の興収ランキング6位に食い込んだヒット作だそうで、調べてみたらこの年は「呪詛(原題:咒)」がぶっちぎりの1位、第5位が「民雄鬼屋」(未公開)、10位が「噩兆」(未公開)だったという、あらためてほんとに台湾は作るほうも見るほうもホラー映画大好きなんですねえ。物語は、台北で暮らすシングルマザーが祖父の葬儀のため娘を連れて10年ぶりに故郷へ戻るが疎遠だった家族から歓迎されないばかりか実家の大きな屋敷がさながらホーンテッドマンションの様相を呈していくという展開。いい感じにコワくて面白かった。で、主演のくたびれた感じのおばちゃんがどこかで見たような気がしつつエンドクレジットで任家萱という名前を見てさえも思い出せなかったんですが、なんとS.H.Eのセリーナでした。別人28号な役作りにびっくり。
公式サイトはこちら。