2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「自分の中心が胸のほうまで上がっているから相手も上半身しか動かない。丹田を中心に動け」「相手が行きたくなる方向へ力を通す。そうすれば自分はほとんど力を使わない」「自分で研究しないと。研究すること自体が面白くなってきたら成長する」
先日FILMeXにて。祭明亮監督による「行者」シリーズ第10弾。映画祭サイトによれば「スミソニアン国立アジア美術館の委託を受けて制作された作品」だそうで、真紅の袈裟をまとった坊主の李康生が今回ひたすらゆっくり歩くのはワシントンの街や美術館や川のほ…
先日オンライン試写にて鑑賞。倉本聰の原作・脚本による若松節朗監督作品。倉本氏が長年構想をあたためこれが最後というくらいの覚悟で世に送り出した入魂の作という前情報のみで観ましたが、実際なにか大きな力が押し寄せてくるような物語とキャストのエネ…
英題「The Monk and the Gun」。長編デビュー作「ブータン 山の教室」で一躍注目されたパオ・チョニン・ドルジ監督の長編2作目となるブータン・フランス・アメリカ・台湾合作映画。前国王が現国王に譲位し民主化が進むブータンで初の総選挙の実施をひかえた…
原題「我的朋友安徳烈」。先の東京国際映画祭で。同名の原作小説の映画化で、本作で監督デビューを飾った実力派俳優・董子健は脚本(共同)および主役の1人安徳烈(=アンドレ)役も兼務。物語は中学時代に親友だった男たちの奇妙な再会のてんまつで、劉昊…
先日試写にて。フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督がかつて鉄鋼業が主産業だった地元の町(監督は村と呼んでいる)カルッキラの森に囲まれた古びた工場を買いとり共同経営者で友人の作家ミカ・ラッティほか地元の仲間たちとともに手作りでたちあげた…
昨日劇場にて。かつてTVの人形劇でどハマりし文庫も取り寄せて読んだ(というか当時の自分にはなかなかにむずかしくて斜め読み)世代なのですが、予告編を見ていただけでほぼまっさらで見たもので滝沢馬琴と葛飾北斎のかけあいと家族のドラマを描く「実」の…
護身クラス@I道場。しーふーいわく「対立しないで合流するのが合気。物理的次元で今みんながやるのは対立しない練習。気の次元より先へいくと時間も空間も関係なくなるけど」「円周でなく中心で動け。手先でなく丹田に意識を向けて」「筋肉を伸ばす。でもぎ…
原題「破・地獄」。英語タイトル「The Last Dance」。先の東京国際映画祭にて。以前に比べトータル鑑賞本数は減ったもののトシ相応にせっせと通った映画祭が終わって約1週間、まだ感想をアップしていない作品が結構あってその中から遅ればせながら何本か振…
特別講習会(合宿)@C県某所。しーふーいわく「まず理解する。最初から感覚でやらないで科学的にやる。その次には頭で考えず心で思うこと」「できるだけ少ない力で相手を制するのはお金をあまり使わず上手に買い物をするようなもの。そっちのほうがいいでし…
武器法クラス@T道場。しーふーいわく「形はできても重心がしっかりしていないとだめ。重心が落ちてないから足裏が浮く」「自覚すること。自覚がないと覚醒できない」「力は相手の方向性に合わせて面でなく線で出す」「刀を“持つ”な。刀は手の延長。刀の先ま…
一昨日東京国際映画祭にて。エリック・クーがプロデュースというのと映画祭サイトのビジュアルだけで内容をろくにチェックもせず勝手に期待していたら期待の倍くらい面白くて大満足のどストレートに王道で本気のエキサイティングなモンスター映画で、最初か…
東京国際映画祭のジャパンプレミアにて。来年1月に劇場公開なのと某ネタバレ厳禁案件もあるので詳しくは書きませんが期待以上の満足度。お腹がすきまくる映画であることにそなえてちゃんと食べてから見たのにパリ、五島列島、韓国そして東京で主人公井之頭…
原題「武替道」。昨日香港映画祭にて。俳優で武術指導のアルバート梁冠堯&ハーバート梁冠舜兄弟(双子)の監督デビュー作(追記:mon小姐によれば短編は撮っていたとのことで、長編&商業映画としては第一作目ということですね)。80年代にアクション監督と…
昨日東京国際映画祭にて。映画祭サイトの紹介文からの引用ですが「禅に伝わる悟りまでの道程を十枚の牛の絵で表した「十牛図」から着想を得」たという、全編これ含蓄といったおもむきの説教絵巻的アートフィルム。午後イチの観賞だったのでモノクロの静かな…
原題「我的特工爺爺」。東京国際映画祭にて。映画はたぶん8年ぶり2度目の鑑賞で、マイアイドル胡軍が序盤にちらっと出ていたのをすっかり忘れていて(ファン失格!)おおっと内心盛り上がり、他の特別出演キャストも贅沢な顔ぶれであらためて映画を楽しみ…