ガザ 素顔の日常

昨日オンラインで作品上映+シンポジウムが行われましたが映画祭のチケ取りでエネルギを使い果たしたので本日アーカイブ配信にて視聴。表題作は、面積365平方キロメートル(東京23区の約6割、あるいは福岡市よりやや大きいくらいだそう)の狭い中に200万人が閉じ込められて暮らすパレスチナガザ地区の人々の日常を追った19年のドキュメンタリー。長年の紛争地として知られ今またイスラエルの侵攻によってジェノサイドの不安が高まる中、ガザとはどんなところなのか、一般知識的なところは知っていたつもりだったもののクリアに分かってはいなかったことを再認識しつつあらためて今起きていること起ころうとしていることの非道さをつきつけられ、青年層を中心に貧困や絶望が暴力につながっていく現状にあって映画の中ではカメラに向かって無邪気な笑顔を見せている少年少女がやがて原理主義的な戦闘勢力にとりこまれていくのだろうかと不安をかきたてられ、胸ふさがる思い。。やられたらやり返す殺伐たる光景はエンタメとしてのアクション映画だけで十分です。

公式サイトはこちら。また、アーカイブ映像は18日20時まで期間限定販売(19日正午に配信終了)されています。詳しくはこちら