ルー、パリで生まれた猫

原題は「Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou」。オンライン試写にて。10歳のパリっ子クレムと彼女がアパルトマンの屋根裏で見つけたキジトラの子猫ルーの成長物語。いろんな猫の動作や表情が見ていて飽きないのはいうまでもなく、森の美しさと苛烈さに心あらわれ、フランス流なのか小さな子に対しても大人のように接する年配者キャラになんだか背筋の伸びる思いがしたり、ほっこり系でもうるうる系でもないストーリーの意外にビターな、でも豊かな味わいにしみじみ。そういえばずいぶん昔「大事なことはみーんな猫に教わった」という絵本を愛読していたなあと思い出したりもしました。

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