火の鳥 エデンの花

試写にて。人類の多くが地球を離れ他惑星に移住した未来、惑星の1つエデン17で1300年の人工冬眠からさめた女性ロミとその遠い子孫である少年コムが故郷の地球をめざす旅に出る。。手塚治虫の大傑作「火の鳥」12編中、「望郷編」の初の映像化。原作は遠い昔に読んだはずなのに忘れすぎていて初めて出会う物語のようで我ながら記憶力の減退ぶりに愕然となりました(当時、どの巻だったかも忘れたけれど読み終えて感動のあまり夜なべして手塚プロにあてて熱い感想文を書いて送ったことだけは覚えてる・汗)が、それはそれとしてあらためて「火の鳥」シリーズは普遍的な神話であり時代を超えた真理と警世の作でもあることを尊敬の念と深い感慨と共に再認識。

あとからプレスを読むと何度も作者自身が改稿を行って作品自体に複数のバージョンがあるらしく、さらに今回は原作とは違うエンディングになっているとのことで、自分が読んだバージョンとはちがうのかもしれないしもちろんどのバージョンもそれぞれすごいのだろうと思いますが、シリーズ全巻(だったかな)は実家にあるはずなのでこれは絶対に読みなおさなくては。

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