PATHAAN/パターン

劇場にて初日かちこみ。インドの諜報機関の凄腕エージェント、その同僚だったが今は最強の敵となったテロ組織首領、そこにからんでくるパキスタン諜報機関エージェントの三つどもえの戦いと国家存亡の危機を描く、「バンバン!」(14)「WAR ウォー!!」(19)のシッダールト・アーナンド監督最新作にしてインド映画世界興収歴代5位となった大ヒット作。もうね、十分に覚悟もとい期待してましたがシャー・ルク・カーンがかっこよすぎていつまでも見ていられた。どこから風がという疑問を一切受けつけない定番として髪が風になびくのは美女スターの登場シーンが多いと思うんだけどSRKは完全に別枠というか出てくるたびにこれでもかとばかり風が吹きまくる待ってました感がダントツ。あと、目の充血が世界一似合うのもSRK。怒りや悲しみやしばしばユーモアもふくんだ屈強で不敵なつらがまえにやられっぱなしでした。もちろんヒロインのディーピカー・パードゥコーンのパーフェクトな美しさとかっこよさにも目が釘付け、なんですが今回二人のそれぞれの色気がどう違っててどう相性がいいのか勝手に考えてみた。で、思ったのはSRKの色気はいわば全身の毛穴からエンドレスに噴出されてるだだ漏れ系。かたや美神ディーピカー姫の色気は光のようにシャープに放出されてるまぶしい系。だから相殺されなくて相性がいいんだなと勝手に結論出しました。ほとんど予習しないで見たもんで中盤で特別出演のタイガーことサルマン・カーンの登場も嬉しい驚き。バディものの楽しさが二重三重に楽しめる作りになってます。と、まあ映画の中身はすっとばしの感想になっておりますがストーリーは基本、ボリウッド版「ミッション・インポッシブル」。さらにありえねーアクションも満載でとても楽しかった。

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