K.G.F CHAPTER1&2

劇場公開初日にかちこみ。南インドで金鉱を私有し富を築いたマフィアが支配する一大帝国並みの縄張りを貧民から実力でなりあがったダークヒーローが奪いとろうとする、「バーフバリ」と「火の道」と「マッド・マックス」をまとめて火鍋にかけたかのごとき血みどろの抗争劇。ふだんはできるだけまっさらで映画を見てますが、今回はハードルが高そうだったので事前にざっくり予習をしておいて正解でした。それでもチャプター1の方は時々こんぐらかったものの前編154分と後編166分の間にささっと腹ごしらえをしただけで続けて見たので2に入ったらがぜん話がクリアになって期待をはるかに超えるぶっとんだ面白さに頭が沸騰。主演スター、ヤシュのワイルドなヤバかっこよさにもクラクラしっぱなしでした。1が18年製作、2が22年製作なので本国では「バーフバリ」と同様1のあとけっこう待たされての2だったわけで、それを今回のニッポン公開で一気に見られたのはラッキー。ボリウッドならぬサンダルウッドのカンナダ語映画としては異例の国際的ヒットとなったことや、例によって極悪キャラがどハマりなサンジャイ・ダット以外はカンナダ語映画の大スターだというヤシュのことも知らなくて、万年中級者にとってインド映画ってあらためて宝の山すぎる。。エンディングにもおったまげましたがもちろんここでは書かずにおきます。

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