ロマンチスト:ボリウッド映画の神髄

こと原題「THE ROMANTICS」。Netflixにて。59年に監督デビューしたのち数々の大ヒット作を手がけ「命ある限り」(12)が遺作となったヤシュ・チョープラーとその長男で「シャー・ルク・カーンのDDLJ」(95)をはじめ同じく監督・製作者として活躍するアディティヤ・チョープラーの業績を中心にボリウッドの隆盛・変遷を追った4部構成のTVドキュメンタリー。シャー・ルク・カーンらキラ星のごとき明星たちのコメントも満載で、インド映画万年初心者だった自分ですがほぼほぼ話についていけたのでそろそろ中級になれたかもな心持ち。映画人一族が業界の要職を占めていた時代からなんのコネもなく抜擢されスターになったランヴィール・シンらの時代への移り変わりとかボリウッドという呼び方に対する当事者たちの反感とかすみからすみまで興味深く、すんごく面白かった!