バビロン

日劇場にて。予告編は何度も見ていてそれだけでおなかいっぱいになりかけていたのと公開後の評価がけっこう割れていたのとしょっぱなから像のウ○コが云々と聞いていたのとで見ようかなやめとこうかなと微妙に迷ったりしたんですが結果的には189分の長尺を飽きることなく完走できたという意味では楽しんだといえましょう。にしてもゴージャスでハイテンションで悪夢的でグロテスクな映画愛映画というか「ラ・ラ・ランド」の阿鼻叫喚バージョンというか…デイミアン・チャゼル監督もしかして「ラ・ラ・ランド」は上品すぎたかもあとから反動でもきたのでしょうか(いやまさか)。なるほどこれは賛否両論ありだろうという気はいたしますが自分としてはブラピもマーゴット・ロビーもさしおいて(すいません)光っていた新星ディエゴ・カルバの登場、その1点のみをもってしてもこの映画を見てよかった。ほぼ新人らしいのでまさにシンデレラボーイ。これにより自分の認識の中で彼はガエル・ガルシア・ベルナルおよびディエゴ・ルナに続くメキシコ出身イメケンスターの仲間入り。今後の躍進も大いに期待します。

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