Battle of the Sexes

先日香港行きの機内にて観賞。73年に行われた、当時55歳の元テニスチャンピオン(男)ボビー・リッグスと当時29歳の女性トッププレイヤー、ビリー・ジーン・キングとの世紀の対決を描く事実に基づくテニス&ジェンダー映画。テニスについてはドシロートにてこういう試合が鳴り物入りで行われたことを知らなかったので驚いたんですが、それと同時並行でキング夫人が夫のいる身で運命の女性と出会ってしまったエピソードにも驚いた。。エマ・ストーンが「ラ・ラ・ランド」とはガラリとイメージの違う伝説的アスリートを、カメレオン俳優スティーブ・カレルがあからさまな女性差別男を(後から写真を見てボビー・リッグスに激似の役作りでまたびっくり)リアルかつ滑稽に演じ、とにかく驚きの連続でありました。ニッポンで公開予定があるのかないのか知らないのですがウーマンリブののろしが上がった時代のアメリカの一面をうかがい知る社会派エンタメとして一見の価値あり。
香港では他にも色々見たのですが時間も経過したのでこれにて〆とします。