アムステルダム

劇場にて。予告編は何度か見てますがどんな作品か今いちわからず「ありえないけどほぼ実話」の触れ込みと豪華キャストにこれは見ねばと例によって勝手に期待していたら、中盤くらいまではどこかしらウェス・アンダーソン作品を思わせるアート系コメディというかちょっと見るものをけむにまく感じだったのが次第に「なるほどこれがほぼ実話なのか。そんなことがあったのか」という驚きが増して終盤は期待以上の胸アツ。こういうアプローチでアメリカの黒歴史の1つがエンタメ化されそれが今日的な事象と呼応して骨太のメッセージ性を帯びてくる作りにぐっときました。

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