フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

劇場にて。ウェス・アンダーソン監督作品が大好きで例によって何も知らずに見たんですが、すっかりけむにまかれて、なのにまちがいなく楽しくてチャーミングで、カラフルな夢を見て朝目覚めてなんじゃこりゃと思いつつやたら楽しかったみたいな気分。いろんな寓意やオマージュや引用や創意がはじけてる感を、もっと深く知りたいけれどどう読み解いていけばいいのか自分ではむりなのでパンフを買えばいいのかそれとも解読不能な余白がいっぱいあるのかそれならそれでいいのか。。久しぶりにそんなやられた感もあり。少なくともキャストの豪華さ(ゲスト的に登場する面々も含めてなんとも贅沢)が監督と彼の作品への愛やリスペクトを物語ってありあまると思うものであります。とりわけベネチオ・デル・トロとレア・セドゥのパートの楽しさったら。

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