七人樂隊

新宿東口映画祭にて、一昨年にフィルメックスで見て以来2度目の鑑賞。地元香港では来る7月に一般公開だそうで、その前に映画祭上映とはいえニッポンでスクリーンで再会できるとは嬉しい驚き。今回は7話それぞれのストーリーを知っていたので自分が一番好きな許鞍華の「校長」はファーストシーンから早くも涙目に。全編を通じては、しみじみと懐旧の念をかきたてられて、からの徐克パートのまさかのなんじゃこりゃな笑いで〆るという初見のときとほぼ同じ経過をたどりつつあらためて貴重な作品であることを実感。東口映画祭さんありがとうございます。