劇場にて観賞。ウェス・アンダーソン監督作品をちゃんと見てきたわけでは正直ないんですが「ダージリン急行」がお気に入りだったこともあり楽しみにしていた映画。結果ストーリーが意外に（？）ウェルメイドだったかもと思ってしまった自分はふだんえぐい映画を見過ぎてるせいかしらというのはさておいて風変わりでちょっぴり毒もありつつコミカルで基本ハートフルで小物類とか構図とかワンシーンワンシーンが絵本みたいにオシャレでキュートなキッズムービーでした。Ｂ・ウィリス、Ｅ・ノートン、Ｂ・マレー、Ｆ・マクドーマンド、Ｔ・スティルトン、Ｈ・カイテルといったそうそうたるベテラン俳優陣が“孤独な大人”を一抹の悲哀をにじませつつ現場ではまちがいなく楽しんで演じていただろうなと思わせてくれるのがステキ。とりわけ最近けっこうテキトーに（失礼）いろいろ出てる感のあるＢ・ウィリス、本作に関しては文句なしの好感度で「キック・アス」のＮ・ケイジなみになごませてもらいました。
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