こと原題「死生決断」。韓国映画だけど漢字タイトルが冒頭で出て、なんじゃこりゃブルース・リー映画かジミー・ウォング映画か！？というなつかしの香港映画ノリで始まるノワールもの。劇場にて。
まず白状しますと、自分はふだんできるだけ前情報を入れずに映画を見ることが多いものでこの映画が2006年作品とは知らず最近の映画かと思い込んでファン・ジョンミンもリュ・スンボムも相変わらず若々しいなあと思いながら見てしまいあとから15年前の作品で日本公開されていなかった幻の名作と知ってひっくりかえってしまいました（汗）。そりゃ若いのはあたりまえでしたわ、だけど今こんな映画が作られても全然いいのではと思う釜山ノワールで（そういうジャンルがあるかどうかはともかく）、予測不能かつ原題の意味がつきささるラストまでごりごりに楽しめました。監督は「ビッグマッチ」のチェ・ホ。あらためて今さらながら公開してくれてありがとうございます。
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