ゴールデン・ジョブ

こと原題「黄金兄弟」。劇場にて。台湾で観たシリーズはまだあと何本か残してますがこれを書かねば気が済まぬという感じでもなくなって来たのでさくっと終了します、すいません。表題作はもうあまりの懐かしさとアクションに次ぐアクション&劇中被害総額の凄まじさとストーリー展開の速さと男同士の顔と顔の近さと熊本を含む世界各地にロケした贅沢さと、そしてなにより鄭伊健をはじめ古惑仔たちの時空を超えたカッコよさに感無量。かつて香港の劇場で「古惑仔」を観た時のなんだこれはと驚く面白さと場内の熱気をふと思い出して遠い目になってしまいました。風景になじみすぎてしばらく誰だか分からなかった劉偉強監督とか、相変わらず強そうな周比利の登場とか、そのビリーと倉田先生が同じ空間に存在する至福感とか、山鶏もとい小春(役名は火山)の男泣きっぷりとか、温泉に浸かる男たちの修学旅行感とか、いろいろディテールが楽しくて脳内がお祭り状態でありました。

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