ビリーブ

こと原題「ON THE BASIS of SEX」。昨日試写にて観賞。女性の社会進出がまだまだ旧弊の壁に阻まれていた70年代のアメリカで男女平等の理念をかかげ、絶対勝てないといわれた裁判にいどんだ弁護士ルース・ギンズバーグの実話にもとづく物語。85歳となった今も米最高裁判所判事として広く尊敬を集める実在の人物ということを自分は遅ればせながらこの映画で初めて知ったのですが、フェリシティ・ジョーンズアーミー・ハマー演じる夫婦の知性とチームワークにしびれ、終盤の展開はトリハダものでした。「スポットライト 世紀のスクープ」「ペンタゴン・ペーパーズ」「ドリーム」など正義と平等についての映画を万人向けの上質なエンタメとして相次いで打ち出している米映画界のパワーがなんだかうらやましい。。

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