オペレーション・レッド・シー

こと原題「紅海行動」。劇場にて鑑賞。「オペレーション・メコン(湄公河行動)」に続く林超賢監督のメガヒット作。前作がスターのオーラで魅せる部分も多かったのに比べ本作は客演の張涵予とゲスト出演の任達華をあくまでワキとしてメインキャストは本土の実力派を揃え、主演陣の中で自分が知っている俳優は実のところ張譯と蒋璐霞だけでしたがそろいもそろってガチで軍人に見える存在感といい、クレイジーなまでの爆薬の使いっぷりといい、実話に基づいているというその事実も含めてあらゆるスケールに圧倒される本気で本気の戦闘映画。〝中国軍はこんなにすごい!〟っていうのはよく分かったから!とゲップが出るくらいそのすごさのアピールぶりとラストの東シナ海のくだりの駄目押しすぎるのを差し引いても、これ十二分に傑作じゃないですか。林超賢もよくぞここまでやりたい放題やってくれてあっぱれというか次はハリウッドで大作戦争映画を任されてもおかしくない、ってか中国でここまでやれたら次はもう世界で勝負するレベルじゃないですか。
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