試写にて鑑賞。日本将棋連盟のプロ棋士養成機関・奨励会で少年時代から研鑽に励むも成績不振でプロ入りの夢を絶たれ周回遅れのサラリーマンになった後、特例でプロ編入試験に挑戦した瀬川晶司五段の半生を描く、自伝にもとづく物語。アクション映画好きとしては殴ったり蹴ったりはないけれどこれもまた一種のアクション映画としての苦みと痛みとまっすぐさとすがすがしさに打たれる中華ふうにいえば励志電影の名品。主演・客演とも出番の多い少ないにかかわらず実に贅沢な面々で、存在感も見応えも十分でした。おすすめ！
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