パキ

先日大阪アジアン映画祭にて鑑賞。公式サイトによればタガログ語でパキとは「please」と「care」の2つの意味があるそう。映画は、長年連れ添った夫の女癖の悪さに愛想をつかし家を出て娘たちの世話になろうとするがあまり歓迎されない主人公を中心に展開する大家族の物語。上映後のQ&Aで監督が「東京物語」を意識した作品というような話をしてましたが、なるほどそんな感じもありつつこちらの家族はもうちょっとワケあり、かつもっと全員がラテン系ノリで、人物関係が見えてくるにつれて物語に引き込まれ笑ったりじわじわきたり。温かく魅力的な作品でした。
大阪では他にもいろいろ見ましたが時間も経ったのでこれにて〆とします。