第54回台湾金馬奨

すでに各所で情報がアップされていますが昨夜が授賞式でした。受賞結果一覧はこちら。自分はちょいと国内旅行中ではあったもののレッドカーペットの途中でホテルに戻り、あとはネットにかじりつき。ニッポンに居ながらリアルタイムで楽しめるありがたさよ。そしてノミネートがらみの作品がいくつも上映された東京国際映画祭やフィルメックスにも感謝感謝。中でもフィルメックスで見たばかりの「天使は白をまとう」こと「嘉年華」の文晏監督が最優秀監督賞に輝いたのはテンション上がりました。フィルメックスでの質疑応答の時はごくクールな感じだった監督さん、授賞式の壇上ではさすがに感動の様子。めでたしめでたし。逆にというか東京国際で見た「老いた野獣」こと原題「老獣」で主演男優賞を獲得した涂們は映画の中のダメおやじっぷりとは雰囲気の違う人の良さそうなおじさまでやっぱりちゃんと演技だったのねと(当たり前か)安心したり、自分でもまさか受賞するとは思っていなかったっぽいところが微笑ましかったり。他にも印象的なシーンは多々ありましたが、何よりも今祈念するのは作品賞と主演女優賞、助演女優賞をさらった「血觀音」をぜひぜひ大阪アジアンで上映して!というかきっと上映してくれると信じております!