五日物語 ―3つの王国と3人の女−

先日試写にて鑑賞。
世界初のおとぎ話とされ、のちにグリム兄弟にも大きな影響を与えたという17世紀の民話集「ペンタメローネ(五日物語)」から3つのストーリーを組み合わせて「ゴモラ」のマッテオ・ガローネ監督が映像化した幻想的で妖艶でグロテスクにしてゴージャスなゴシック・ファンタジー。風刺や不条理や因果応報の物語であるとともに祝祭と希望の物語でもあり、深い森に迷い込み不思議な光景を目にしたような一種のトリップ感(トリップしたことないけど)をおぼえる魅力的映像世界でした。
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