ファイナル・ラウンド

先日TIFFにて鑑賞。映画祭は本日閉幕しましたがあと2〜3回はこの映画祭ネタでひっぱります。表題作は小遣いほしさにボクシングを始めた田舎町の貧しい魚売りの少女と都会から来た変人コーチとの愛憎入り混じる師弟関係の物語。怒りあり情熱ありトキメキあり意地あり挫折あり忍耐あり成長ありガチバトルありの問答無用で大好きなタイプの作品で、熱々の火鍋とマトンカレーと煲仔飯をいっぺんに食べたような満腹感と満足感でいっぱい。マッチョすぎる鬼コーチを演じたR・マーダヴァンが「きっと、うまくいく」とキャラも造型もちがいすぎて全然認識できないレベルでただただ感服。実際にボクシング選手という主演女優の爆発的存在感もあっぱれで、勝手に脳内でロッキーのテーマが流れておりました。