リップヴァンウィンクルの花嫁

劇場にて鑑賞。例によって前知識なく見たので、予測不能な展開にもどかしさや不安とともにからめとられ、一方ではたぶんこうなるんじゃないかと思った部分では予感どおりになったりしておそらくそのどちらも作り手の術中にしっかりはまったんだなという気がする、現代のおとぎ話か都市伝説のような浮遊感と不思議な開放感があとをひく黒木華最強伝説的作品。綾野剛もさすがでしたがなんといっても黒木華たんはまったくもって余人をもって代えがたい女優さんですね。中でも、これはネタばれにならないと思うので書きますが、劇中、彼女が(というか彼女が演じた主人公が)ある文脈の中で口にした「3Pがんばった」というセリフのところでちょっと泣きそうになりました。
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