踊るアイラブユー♪

こと原題「Walking on Sunshine」。試写にて鑑賞。邦題がインド映画みたいだなあと思ったらそれもそのはずボリウッド映画のダンスシーンをかなり意識した作りなのでした。楽曲は個人的にド真ん中にハマるシンディ・ローパーとかマドンナとかワム!とかとかとかなつかしすぎる80年代ポップスで、それらがストーリーに組み合わさって登場人物が踊って歌うノリは「マンマ・ミーア」を思わせるものあり。全体的にはお行儀がいいというか折り目正しいというか、ボリウッド人海戦術と目が回るほどきんきらきんで胸やけするほどハイテンションな(←ほめてます)祝祭感を本気の本気でめざすなら本場から振付師とバックダンサーを連れて来るのがいいんじゃないかなというのが率直な印象ですが、それは逆にいえば今や欧米のミュージカルはボリウッドスタイルをアイラブユーなのねという実感でもあって、今後ますますその傾向が強まるかもな予感と期待が高まります。
公式サイトはこちら