美輪明宏ドキュメンタリー 〜黒蜥蜴を探して〜

試写にて観賞。
美輪(丸山)明宏お姐様の業績について人並みくらいには知っていたつもりが実はほんの一部でしかなかったことをしかと認識させてもらった、リスペクト感あふれるドキュメンタリー。プレスによれば、映画「黒蜥蜴」(68)に魅せられたフランス人監督パスカル=アレックス・ヴァンサン監督は10時間に及ぶインタビューを「フランスのテレビ用の52分のバージョン」「日本市場向けの63分のバージョン」という条件下でまとめなくてはならなかったそうで、ぎりぎりの攻防(?)でここまでそぎ落とした、ある意味では贅沢なまでに凝縮したのだなと納得するとともにそのぎりぎりな中で貴重な談話や資料映像が一層濃密に、輝きを増して思い出されるのであります。
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