フォンターナ広場 イタリアの陰謀

先日、試写にて観賞。
イタリア映画にうといだけでなくイタリアの歴史にも超うとくて正直いささか頭がこんがらがってしまいあとからプレスをじっくり読んでようやくそれなりに分かったつもりになれた自分が言うのもなんですが、すごかった。ほとんどコワかった。多数の死傷者を出しさらに捜査の段階で複数の関係者が暗殺されたすえ、ついに迷宮入りとなったテロ事件にからむ国家的陰謀と隠蔽の闇の深さに震撼。それ自体はよその国のことだけれどだからといって人ごととは全然思えないことにまたうすらさむいものがあり。ちなみに、プレスによればピエル・パオロ・パゾリーニ監督が事件の首謀者を知っていることをほのめかす文章を発表した1年後に何者かによって殺害されその真相も不明ということも今回初めて知りました。
公式サイトは目下まだのようですが、12月21日よりシネマート新宿にてロードショー。