キリング・オブ・ケネス・チェンバレン

オンライン試写にて。医療用通報装置の誤作動(と思われる通報)により一人暮らしで精神疾患のある初老の黒人男性の部屋に警官3人が安否確認に赴くが、過去の経験から警官に強い不信感を持つ男が入室を拒否したため逆になんらかの犯罪への関わりを疑われ。。。2011年に起こった悲劇的事件をモーガン・フリーマンの制作総指揮により映画化した、実際の経過時間に即して展開する息詰まる83分。キャスリン・ビグロー監督の「デトロイト」を思い出させる白人警官の傲慢さが耐えがたく、と同時にこれはアメリカだけの現実ではなくあんな国の警官やこんな国の警官も…と思いうかべて暗澹たる心持ちに。

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