火の道

インディアンムービーウィーク(IMW)2023パート1にて。アミターブ・バッチャン主演の「火の道」(90)をリティク・ローシャン主演でリメイクした12年作品。どちらかを確か見た…と思いながら(<ちゃんと覚えておかんかい自分)見始めてまもなく超極悪な風貌の巨漢(演じるサンジャイ・ダットが怖すぎ)が登場したところでクライマックスのビジョンが脳裏に蘇り、後から検索したら12年の東京国際映画祭で上映されてました。でも細かいところはほぼ忘れていて、おのれの記憶力が情けない。。ともあれクライマックスがどうなるかは思い出したのである意味安心?して楽しめた次第。物語は血で血を洗う壮絶な復讐譚…と、ざっくり過ぎて何の説明にもなってませんがヘビーな展開で荒ぶっていて胸焼けするほど(褒めてます!)面白かった。ダンスの帝王リティク・ローシャンがほんのちょっとしか踊らないのと、ある理由から闇落ちするダークヒーローぶりが今さらながら新鮮。今やハリウッドスターのプリヤンカー・チョープラの軽快なダンス(もうあんなふうには映画で踊ってくれなさそう)、特別出演のカトリーナ・カイフの野生的なダンスも眼福でした。ちなみにオリジナルのバッチャン様バージョンは目下ねとふりで見られるとわかって(遅)、見なきゃ!とアワアワしております。