オンライン試写にて。ポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキ監督、７年ぶりの新作にしてカンヌ国際映画祭審査員賞＆作曲賞受賞作。サーカス団で飼われ看板女優（ダンサーかも）の寵愛を受けていたロバのEOが動物愛護団体の圧力でサーカス団から引き離されたのち予測不能の旅路をたどる物語は、独特な視界と色合いでロバのPOVに寄せたカメラワークにいざなわれて見ているこちらもEOの目線で人間たちの滑稽さや身勝手さを追体験する、一言でいうとロバ映画。でも不思議なくらい癒されていく珠玉の作品。ちなみにアカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされていたことは失念というか今回あらためて認識したんですが、選んだ人たちはえらい！（何様ですいません）と嬉しくなりました。
公式サイトはこちら。
