AIR エア

日劇場にて。1980年代にコンバースアディダス市場占有率8割以上を占めるバスケシューズ界で低迷していたナイキが大ヒットブランド、エア・ジョーダンを生み出すまでの胸アツ実話映画、という流れをあらかじめわかっていても最初から最後までスリリングかつエキサイティングで驚きと笑いが満載。監督兼ナイキCEO役のベン・アフレック、主演のマット・デイモンという実際にも大親友だという二人が製作も兼ねて実に楽しそうだしクリス・タッカーの弾丸トークマイケル・ジョーダンの母役ヴィオラ・デイヴィスのタフ・ネゴシエーターぶりも痛快、劇中で流れる当時のヒットナンバーがまたなつかしいのなんのって、ようするに随所でツボに入りまくり、こうやって常識はくつがえされていくのか、型破りとはまさにこのことだなとつくづく感じ入ったりも。ちなみにマット・デイモンがえらく肥えておっさんになったと思ったらちゃんとそれは役づくりでした。

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