生きる LIVING

劇場にて。ご存知黒澤明監督の「生きる」(52)のイギリス版リメイク。脚本がカズオ・イシグロ、主演がビル・ナイという1点(2点か?)のみをもってしても自分的にははずせない1本でした。物語はほぼほぼオリジナルを踏襲しつつ往年の名作を今の時代の映画としてマイルドにアップデートした感と当然ながらイギリスのお国ぶりを反映した登場人物たちの折り目正しさ(時には微妙ないやみったらしさも)になるほど紳士淑女の国だなあと感じ入り、国民的名優ビル・ナイの思いのほか高音のソフトで美しい歌声に癒され、雪の中のブランコシーンにはわかっていてもうるうる。。

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